由布市の家

由布市挾間町で６月末に施工した住宅です。
敷地は昨年造成が終了したばかりの、大分医大に程遠くない場所にあります。
南側斜面の下がった隣地に田が広がり、北西側は畑に接して、抜群の住環境を有しています。
　家族構成はご夫婦、小学２年生の男児の３人です。
１階には５帖のタタミスペースを含む24帖のＬＤＫを中心に、来客用の予備室、エントランス、シューズクロークと水回り、クロゼットがあり、２階はそれぞれの個室と大きなウォークインクロゼット、それにクライアントたっての希望であるおおきな吹抜けで構成されています。
ＬＤＫからは間口3.5ｍの全開放サッシ、２階パブリックスペースからは13帖ある吹抜けを介して南側の田んぼが一望できるようになっています。２階の個室はそれぞれが吹抜けに向い合うように配置され、互いの気配が少しだけ感じられるよう工夫されています。
外観はシルバーのガルバリウム鋼板、濃茶に塗られた板、白い壁で構成され、エントランスポーチはメンテナンスフリーの人工木材を3cmの隙間をあけてスノコ状に縦張りにして囲い、夜間は遠くから見れば、そこにぼんぼりを置いたかのように、ほのかな明りで迎えてくれます。
　敷地面積：３４８．９３�u（105.55坪）
１階床面積：　９２．３３�u（ 27.92坪）
２階床面積：　５８．３８�u（ 17.65坪）
延べ床面積：１５０．７１�u（ 45.58坪）
由布市の家・・・2009年6月竣工